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回復志向のアンテナ

都民の食べる事が好きな社会人の日々の気づきをつぶやしてます。 タイトルはストレングスファインダーのTOP1資質の「回復志向」から。

なぜ就学援助について記事を書くのか

大変いまさらですが、私がなぜ就学援助について記事をせっせと書いてるのか。

そういえば今まで書いてなかったなーと思ったので書いてみます。

 

 

1,研修で知った事件がきっかけ

 

銚子の母子貧困が原因で起こった事件、ご存じでしょうか?

貧困の末、母親が自分のお子さんを殺めてしまったという事件です。

自分はこの事件を知らず、とある研修会に参加したときに知りました。

 

講師の方は「この親子に誰かが就学援助制度を伝えていたら…」と言っていたのが印象に残って本で読んで勉強しました。

 

 

「よくわかる本」の方は価格高騰してたので、市区町村図書館で借りました。

数年前は6000円くらいだったのに、さらに高騰してますね。

大変かみ砕いた内容で、入門にうってつけだなぁと思った覚えがあります。

 

本を読んでいく中で、本当にこの制度を必要としている人は制度を知らない・申請する時間も余裕もない、という事を知りました。

 

ただ、この制度、周知するのも認定するのも役所のお仕事なわけです。ですので、私が何かできるかっていうと、もし今後自分の友達や知り合いで困ってる人がいたら教える、くらいのものでしょう。と割り切ってました。

 

2,市役所もいっぱいいっぱい

 

そんなこんなで時間が過ぎていったのですが、ふとある友人の事を思い出したのです。

その友人は「福祉の仕事がしたい!」と言って、地元の役所に就職しました。

希望がかなって生活福祉の担当部署に配属。当初はやる気に満ちてました。

 

が、その友人は1年目で病んでしまい、部署を異動してました。

 

原因は激務。どう考えても人員が足りないのでかなりの残業が当たり前。

また、窓口にいらっしゃる方も余裕のない方が多く、対応が難しいと…。

 

つまり、これは役所の人の仕事だ!役所がきちんと周知して啓発しないと!と言っても、現実問題難しい、そんな余力・余裕はないという事にようやく気付きました。

 

3,じゃあ何しよう。

 

そんなこんなで、じゃあ私がこの問題に少しでも関われるとしたら何かなーと考えました。それで、じゃあ一回ブログでも書いてみようかなと思いつきました。(実は以前にも一回書いたのですが、お蔵入りになりました)

 

ちょこっとこのブログも読んでくれる方がいるので、その方に就学援助制度を知ってもらって、その人が困ってる周りの人に制度を教えて、その人がまた周りの人に教えて…となれば少しは私も役に立つかなと。うーんねずみ講みたいですねぇ…。

(ちょうどブログの記事ネタが無かったというのもあります)

 

どの本か忘れてしまいましたが「就学援助の申請の手伝いを非営利法人がしたら、申請した人が同じ団地内の人に教えて、この制度を知らなかった人が利用できた」と書いてありました。これのブログ版ができたらいいな~と思ったのです。

 

給食費の未納問題も、督促する役所の人件費を考えたら最初から就学援助認定になって、給食費を支給してもらって未納が無い方がよいと思います。督促文書の作成・郵送代・訪問者の交通費も不要になりますし。

 

給食費なんて毎月4~5000円で、年間5~6万円。しかも義務教育中9年間ですから、45万円にもなります。これだけ浮けば、お子さんの誕生日にケーキ買ってあげたり、ファミレス行ったり…ささやかな幸せ感じられるんじゃないでしょうか…。(「お母さんと誕生日マックに行った~」と嬉しそうに話してた子を見かけたので、なんかこう家族の幸せ、みたいなのは値段じゃないんだなーと先日感じました)

 

4,まとめ

 

はい、長くなりましたが以上です。

給食費高いよね~」「ランドセル高すぎ…」「制服買えないよ…」なんて言ってる方にはぜひ就学援助という制度があるんだよ~とお伝えください。

本当に困ってる人は、上記のような言葉をなかなか言えない人もいるそうなのですが…。

 

ほんの少しでもこの制度を知って、生活苦にならないようになっていただけたら幸いです。